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2019年6月13日 (木)

勉強なんて、好きならできるようになる

今年も蛍を見てきました。

ほのかな緑の光が静寂の中、山にゆっくりと登っていく様は、この世の最後に見たい風景のトップかもしれません。

さて、今日は養老孟司氏と宮崎駿氏の対談「虫眼とアニ眼」です。

子供の教育に関するところを抜粋しますね。

「となりのトトロで妹がトトロを発見してジーッと見つめているシーン。僕はあの女の子の絵を大きく伸ばして東大の教授室に貼っていたんですよ。あの目つきが実によくて。最近はああいう目をした学生がいなくなったんです。」

私も同感です。

好奇心の強い子は大成しますね。まぁ興味の対象が反社会的なものでなければですが。勉強に関わるものならなおよいですけどね。

「学校の校庭をデコボコにしろ、運動会は丘から丘に紐を張って、それにぶら下がって渡ればいい。平らな地面で、前へならえして、行進してちゃだめだ」

私も同意見です。

自然の中で思いっきりやらせたいですね。私は木曽三川横断競泳をやらせるかな。

「小学校の校長と話したときに、差別はなくならない、と確信を持って言ってた。人間に関心が向きすぎていて、イジメが深刻化してしまう。」

同感です。

差別は確かになくならないけど、昔は自然に逃げ場があった。味方してくれる近所のおじちゃんやおばちゃんがいた。

「幼稚園や小学校のデザインをやらせてもらえないかな、と思っているんです。電車で通う学校なんてダメ。どんな家庭よりもその学校にいるほうがずっと楽しいという場所を作りたい。知的な好奇心さえ失わなければ、勉強なんてもっと後でやっても間に合うんです。今の子供は物心ついた時からずっと間に合わなくなる、と脅かされ続けている。そうやって育てられた子供が援助交際をしているのです。小学校4、5年生で、もうお前はだめだと選別されて、そのあと何年も学校に通わなきゃいけないなんて拷問ですよ。」

そうだね。

頭のよしあしなんて、生まれつきでほぼ決まっているんだから、無理に嫌いなことさせるより、本人の好きなこと(もちろん反社会的なことはだめ)をやらせといた方が健全だし、自己肯定感も育つ。仕事なんて選ばなければ、いくらでもあるし。介護とか介護とか・・・。

「子供が子供でいられない、そんな変な時代はそろそろやめにしよう。虫採って、アニメ見て、将来の夢を見ていれば、それでいいのである。生きる力なんて子供ははじめから持っている。それをわざわざ、ああでもないこうでもないと丁寧に殺しているのが大人なのである。」

「今の子供たちに何が一番必要かと考えたら、引き戸をガラガラ開けるとか、縁側で落っこちてまたよじ登るとか、怖い暗がりがあるとか、そういう人間の根本にあることを体験させることではないか。お寺の境内とか、大きな風呂屋の不思議さみたいなものが少しでも感じられたらなおよしです。私の思い描く保育園で、特別な才能を花開かせようという気はまったくありません。火が扱えるとか、この枝にぶら下がれば折れるということがわかる子になればいい。勉強ができるかどうかなんて、勉強が好きならできるようになる。そんなことは大したことじゃありません。自分なりの見方でもって目の前のことに対処できる、普通の人に育つための助けになればいいと思っています。」

まったく同感です。

ワイズもそういう基本理念で子供を育てています。

 

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