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2018年12月26日 (水)

犯罪者になりそうな人

先日、第2回年末ワイズ同窓会を開き、0期生のS君、1期生のMさん、N君、T君が顔を出してくれました。また来年もやるのでワイズの卒業生はじゃんじゃん来てください。
さて、今日は北尾トロの「裁判長!これで執行猶予は甘くないですか?」です。
「裁判長!ここは懲役4年でどうすか?」の続編です。
前回も書きましたが、犯罪を犯す人間は堪え性がなく、自分勝手な人間が多く、一言でいうとわがままだということです。
だからワイズでは子供がそういう言動をしたら、本人のため社会のため容赦なく叱るのだ。
もう1冊。
鈴木伸元氏の「加害者家族」行きましょうか。
2001年7月1日、長崎県のある中学1年生が家電量販店のゲームコーナーにいた4歳児を連れ出し、立体駐車場で裸にし、鋏で切りつけ、男児が抵抗すると、7階から投げ落として死亡させるという事件があった。しかし、加害者が14歳未満のため罪にならなかった。
これに対し、防災担当相の鴻池氏が「厳しい罰則を作るべきだ。本人を罪に問えないのなら、親を厳罰に処すべきだ」と発言した。
それに対し非難の声もあったが、それ以上に多くの賛同のメールが届いたそうだ。
これはつまり、日本人には、「子供の責任は親にある」という社会通念があるということだ。
厳罰ではないが、後に家庭裁判所も「親子関係が非行に与えた影響は大きい」と言及している。
だが、私の意見は少し異なる。
確かに親の育て方にもわずかな影響はあると思うが、犯罪を犯すかどうかはDNAと交友関係に大きく左右されるので、親の責任にするより、以前にも書いたが、生まれたときにDNAを調べ、犯罪の可能性があるDNAを持っている人はそれをすべて公表し、みんなで観察しながら育てていけばよいのである。
話が反れるが、加害者の家族は大抵が離縁したり、疎遠になったりするが、どんな凶悪犯罪者でも母親だけは最後まで見捨てないのだそうだ。
やはりこの世で一番すごいのは母の愛情だな、と思いました。
反れたついでにもう一つ。
加害者の家族が謝罪会見をしても上げ足を取って容赦なく批判を浴びせるのが匿名性の高いインターネットだそうです。
そして奇妙なことに謝罪会見で素顔や実名で会見するとバッシングが起き、顔を隠し、名前を公表しないと、それほどバッシングは起きないというのだ。
これはネットの住人たちが、すべての人を匿名性の高いネットの社会へ誘っていると思われる。
「みんなお互い素性を明かさず、言いたいこと言い合おうぜ」みたいなことだろうか。
ますますもって私はインターネットが大嫌いである。
言いたいことがあるなら正々堂々と白日の下に出てこい。卑怯すぎてものすご説教したくなる。
さて、話を戻しましょう。
この本には例としてたくさんの事件が出てくるが、すべて犯罪に至るまでの経緯が同じなのである。
①嘘をつく→②ものを盗む→③人を殺す
だいたいこの段階を踏むのだ。
だから、自分の子供が嘘をついたときに叱ったり叩いたりしなかったら、それは殺人者に育てていると同じと思わないといけません。
では次に少年犯罪のサイン(予兆)を3タイプに分けて教えましょう。
①幼少期から問題行動するタイプ
これは親が虐待をするか、あるいは親が育児に自信がなく、いつも不安やストレスを感じている子供が多い。
小学校の頃から親のお金を盗んでお菓子やゲームソフトを買ったりするそうです。
②発達障害タイプ
これは親が体裁を繕うタイプの子供が多い。つまり世間体を気にして表面上はうまく幸せな家族を演じているが、家庭内や心の中に何らかの問題や不安を抱えている家庭に多いのだそうだ。そうすると子供も表面上は友達や先生に対しうまく関わるが、心の中では不安や孤独を感じているという。そして自分だけの内向世界にこもりがちになり、凶器の収集、暴力的攻撃的なゲームや書物やビデオに著しくのめり込むのだそう。
③思春期に挫折タイプ
これは勉強やスポーツなどで人より秀でているため、親から甘やかされて育った子供が思春期に大きな挫折を経験し、自分で処理しきれなくなって、衝動的に殺人に至るケースがあるという。
周囲に承認されているうちはよいが、それが崩れると自暴自棄になり、周囲に当たり散らすというものだ。
親がちやほやして育て、規律を守らず粗暴な振る舞いが目立っても、勉強ができたりスポーツができたりするということできちんと怒らなかったことが原因であるという。
また、学校の教師に対して見下した態度を取り、現実以上に肥大した自己を持っているので、自分は何をしても許されると思っている。
犯行直前の兆候は、微熱や腹痛を訴えたり、突然登校を嫌がるほか、他人への粗暴なふるまいが目立つという。
そしてもう一つ。
本人には、犯罪者になる素質がなくても、悪い集団の中にいると、共犯して犯罪者になるパターンもある。
よって、自分の子供が犯罪者にならないようにするには、
①虐待しない
②育児に不安やストレスを感じず、本音で子供と関わる
③勉強やスポーツができても悪いことをしたときは叱る
④悪い仲間とつるんでいたら、その全員を叩き直す
最後に犯罪予防のお話を。
社会統制論である。
そもそも人は条件がそろえば犯罪を犯すものであり、その条件とは何か」を考える論である。
それは一言で言えば「社会的な関わり」である。
つまり、家族のつながりや会社や学校や部活などの絆が多いほど犯罪は起こしにくいのだ。
逆に、家族とのつながりが希薄で、友人関係も会社の人たちとの関係もない人ほど犯罪者になりやすいのだ。
ということで、私は引きこもりやニートや部活をサボる奴は、引きずり出して学校や会社や部活に行かせようとするのである。
本人とこの社会のために。

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