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2016年5月25日 (水)

ただ人のために

お金ついでにもう一つ。

パナマ文書。

日本の名のある会社や個人名も出てきましたね。

私の意見ははっきりしています。

「犯罪ギリギリなことをしてでもお金を儲ける」のはいい気分ではないが仕方ないとして、

それを「個人の幸せのために使っている」ことは腹立ちますね。

世の中、飢餓で苦しんで死んでいくたくさんの人を横目で見ながら、よくそんなことができるなと感心してしまうほどです。

というわけで今日は、即身仏についてです。

先日のゴールデンウィークに、ふと即身仏が見たくなり、とあるお寺を拝観しました。

簡単に説明すると、即身仏とは文字通り、自らの身と命を使って苦しい修行の末、生き仏(ミイラ)となり、世の中の人々を苦しみから救うというものです。

以下、お寺の人から聞いた話です。

「上人様(即身仏のこと)はとても優しい人でした。

人々がお願い事をする時に持ってくるお供え物やお礼のお金などには無頓着で、横のざるかごにぽんぽん置いていました。

そして正月になると、そのざるを近所に持っていき、餅でも買いなさいと言って配っていました。

ある日、泥棒がそのお金を盗もうとした時、それだけでは足りんじゃろ、と言ってすべてのお金を渡し、もう盗んじゃいかん、と言ったそうです。

また、県や財閥からの多額のお礼金をいただいた時も、その時持っていたお金をすべて添えて、困っている人の救済に使って下さいと言って返金したそうです。

また、このお寺は取材費をどんなに積まれても、お受けしません。

縁のない方はどうしたって来られないし、縁のある方はどうしたって来られるからね。」

どうですか。

この人格。

私も常日頃、人の役に立とうと思い生きていますが、なかなかここまでの境地には至れません。

そして、自転車で日本1周なんか屁のつっぱりにもならないほどの苦行に耐える強靭な精神力。

まるで一生をかけて歩いて月に行くような、孤独で過酷な感じがしました。

とにかく、こういう清廉潔白で温情のある人が世界一の権力者となり、世の中を治めて下さればいいな、と思います。

ま、矛盾してますが。

結局、欲望の塊みたいな奴が、政治権力者や大企業のトップになるのでしょう。

私にできることは、子供たちを一生懸命教えて、人の気持ちがわかる人間に育てることですね。

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