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2015年12月

2015年12月27日 (日)

人生に迷う前に

年の瀬が迫ってきました。

年賀状書きや餅つき、大掃除など手際よくこなしたので、今年もなんとか年が越せそうです。

さて、先日、卒業生のY君がワイズに顔を出してくれました。

今年から保育士として市内の保育園で働いていますが、女性だらけの職場の人間関係になじめず、続けようかどうか相談に来た、とのことでした。

本人は「子どもも好きだし教えることも好きで仕事自体はやりがいがあるけど、それだけではダメかなぁ」と。

周りの人は「この就職難のご時勢だし、公務員なんだから続けや~」と言うそうです。

前回のデビル倉橋君のときもそうでしたが、結構モラトリアムの時期にいろんなことにチャレンジすることって必要なんだなぁ、と相談に乗って思いましたね。

私も学生時代、特になりたいものもなく、なんとなく高校へ行き、なんとなく大学へ進学し、なんとなく大企業へ就職し、漠然と日々を過ごしていました。

しかし、阪神大震災の救助に行った翌日、上司に咎められたのを期に生き方を考えようと思い、辞職。すぐにリュック1つ持って世界に飛び出しました。

そこで様々な知識と、貴重でエキサイティングな経験を得、自分のアビリティと特性を思い知り、この世に生まれて本当にやりたいこと、この世界に遺したいものに気づいたところで、すぐに帰国し、この「教育」という仕事に就きました。

このとき質問されて初めて気づいたことがありました。

「辞職にためらいはなかったんですか?再就職への不安とか」

「ん?全然なかったなぁ。それより困ってる人に手を差し伸べて怒られる社会が正しいかどうか知りたかったし、その時はこの会社にはおられんと思っただけやな。」

「なぜ旅なんですか?期間は?目的地は?」

「ないない。な~んも考えてない。ただ自分の知らない世界に身を投げ出したかっただけや。目的は場所じゃない。自分の心を見つめることや。だから1日かも知らんし、10年かも知らん。とにかく心の赴くままや。ドイツの駅でストリートミュージックを聞いたり、イタリアのピザ屋でバイトしたり、カンボジアで地雷撤去したり、スペインでガウディやピカソの絵を眺めたり、インドの河で泳いだり、タイの寺で瞑想したり。」

自分が納得するまで考え抜き、辿り着いた結論だからこそ、今もこうして人生に迷うことなく、信念が揺らぐこともなく、自信と誇りを持って仕事に打ち込める、と思います。

こういった経験を学生時代にしておくといいと切に思いました。

最後に「先生に相談に来たのは、先生なら絶対『辞めろ』と背中を押してくれると思ったからです。」と言われました。

確かに!

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2015年12月 9日 (水)

今年も起こすぜ!ワイズミラクル!

先日、私の家に新しい家族が増えました。

生後6ヶ月の女の子です。

家内の知人の知人がもうちょっと手に負えないということで、引き取ることになりました。

色や形がきなこ餅に似ていることから「きな子」と命名しました。

写真をお見せしたいのですが、私がパソコンやネットに不慣れなため、いつかできるようになったら見てやって下さい。

さて、いよいよ学校の保護者会が始まり、3年生は志望校がほぼ確定します。

ワイズでは先立って「ワイズ懇談会」を行い、進路相談を綿密に行なっていたので、安心して保護者会に臨まれていることと思います。

しかし、あんなに口すっぱく言ってきたのに、全然受験モードに入らず、志望校が遥か彼方に霞んでしまうような「内申点」を取ってくる奴(G君とT君)がいるので、結局今年の受験もたいへんなことになりそうです。

一応2学期の通知表が出た日から塾ではこの2人に戒厳令(これから受験日までの間ずっとI君と同じ日課で過ごす)を出しましたが、もうすでに今日来てません。

これまでもワイズではたくさんの子を指導し、何度も奇跡を起こしてどこの塾よりも遥かに高い合格率を残してきましたが、今回はマジでやばそうなので、土日はもちろん、正月も祝日も、とにかく時間があれば塾で勉強ですね。

ドベレンジャー再結成か?

さて、今日は教育のお話です。

まぁ、いつもそうですけどね。

私は職業柄、これまで多くの教育に関する本を読んできましたが、先日発売された堀裕嗣の「スクールカーストの正体」という本がとても面白かったので紹介したいと思います。

現在の学校で起こる様々な問題の大半はこの「スクールカースト」で説明がつくと言う。

スクールカーストとは、学校内の階級制度(格差社会)のことで、階級が低いほどいじめの対象になりやすいのだそうです。

では、その階級はどのように決まるのかというと、まず3つの力「①主張力②共感力③同調力」の有無で8タイプのキャラに区別します。

3つの力をもう少し詳しく言うと

①昔の日本の教育にはなかったが、近年、国際競争で戦うために浮上した、ディベートな   どに見られる個人的な意見を主張する能力。

②昔から日本の教育の中では一番大切な能力とされてきた、他人の立場に立って、人の気持ちを思いやることができる能力。

③場の雰囲気を察し、その場に合った言動で、その場の流れを作る能力。昔はそれほど必要とされなかったが、今はこの能力が一番重んじられる。

で、これを元にキャラを区別します。(1クラス40人の場合)

Aスーパーリーダー(①あり②あり③あり)0人

Bいじめ首謀者(①あり②なし③あり)2人

C孤高の天才(①あり②あり③なし)1人

D人望あるサブリーダー(①なし②あり③あり)3人

Eお調子者(①なし②なし③あり)20人

Fお人よし(①なし②あり③なし)4人

G自己中心(①あり②なし③なし)6人

H宇宙人(①なし②なし③なし)4人

もうおわかりの通り、この順番が階級の上下を示しています。

そして、いじめはBが主犯格となり、それにEが加担して、FやGやHをいじめるということになります。

以前は、BやEの人数は少なく、万一クラスで問題が起きても、Aが解決するという図式だったが、今はAがいないので学級が崩壊するのだそうです。

私はこういった分類はしたことがなく、またワイズは1学年5~6名なので、これほど明確には見えてませんでしたが、読み進めるほどに「ああ~確かに!」と溜飲を下げました。

もちろん私自身は②に重心を置きながら、Aを育てる教育をこれからもしていくんですけどね。

この本はまだまだ面白いことが書かれていたのでまた機会があれば書いてみたいと思います。

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2015年12月 4日 (金)

あと110年しかない!今やろう!

先日からワイズでは懇談会を行なっています。寒い中お越しいただきありがとうございます。

生徒たちの塾では見られない一面が見られるので、とても楽しんでおります。

来年高校生になるG君は勉強中もバスのおもちゃで遊んでいるそうです!超ウケル~!

さて、先日、講師としても働いてくれたデビル先生がワイズに顔を出してくれました。

彼はとても情熱家で活動的で読書家で前向きで底抜けに明るい性格で、学生だった頃から人生の節目に私に相談に来てくれます。

進路のこと、就職のこと、結婚のこと、仕事のこと、家を建てること、と来て今回は「人生について」です。

ついにここまで来たか!サブタイトルは「本当の幸せとは?」です。

みなさん、答えられますか?

ちなみに、なぜ私に聞くかというと、「知ってる人の中で先生が一番楽しく生きてらっしゃるから」だそうです。

なるほど。確かに。

せっかく生きてるんだから思いっきり楽しまないとね。

さて、その彼との会話の中で私が一番印象的だったのは、「子供の頃に何でも買い与えちゃうことは、その子の将来の楽しみを奪ってることになる」という言葉です。

「確かにな~!」と思います。

引いては「その子の生きる活力をも奪っちゃうことになるかな~」と。

小さい頃に欲しかった物がずっと買ってもらえなくて、それを自分で働いて得たお金で手に入れる喜び、みたいな。(子どもの頃から大人になるまで一貫して欲しがる物ってあまりないですが)

やはり子どもの頃に禁欲的な生活を送った人は大人になるとバイタリティ溢れる人が多いと思います。

もちろんそれに比例して稼げるだけの能力を身につけないといけませんが。

私自身、物欲はあまりありませんが、知識欲が旺盛で、世界中の様々なことが知りたいので、つい古本屋(新刊は高いので)で買い込んじゃいますね。(もちろん図書館の本も片っ端から読んでます)。

ということで、子どもには簡単に物を買い与えないように切にお願いします。

代わりにいっぱい愛情を注いでやって下さい。

ちなみに「本当の幸せとは?」の答えが知りたい人は私に聞きに来て下さい。

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