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2015年6月

2015年6月30日 (火)

ここが俺の出番だぜ!

期末テストの結果が出始めました。

全体的にはもちろん上がっていますが、細かく見ると、前回より下がっている子や下がってる科目もあります。

プロ野球や大相撲と同じく、相手のいる戦いなので、毎回勝つというのは難しいですが、その中でやはり上位へ勝ち上がっていくためには、「勉強する」しかありません。

そして、テスト前の勉強の取り組み方でだいたい上がる子と下がる子が見えてしまいます。

結論、「継続できる子」が上がっていきます。

もっと突き詰めれば、「自己欲求のコントロールが上手な子」が何事も成就できることになります。

そういう意味では、今回、2、3年生はしっかりと寸暇を惜しんでテスト勉強ができていましたが、残念ながら1年生はまだほとんどの子ができていませんでした。

テスト明けに、そのことに関して、授業1コマ使って「勉強とは何か?その意義や有用性」について心を込めて話しましたが、暖簾に腕押しのような感覚がしました。

どうも説教をする以前の問題で、精神性の稚拙さ、人からものを教わるということはどういうことか、やるべきこととやらなくてもいいことの区別、今自分がおかれている恵まれた環境への気づきなど、多くのことが欠如しており、今まで彼らを教えてきた人たち全員と話をしたくなりました。

と同時に、この子たちはワイズに来てとても運がよかったと思うし、私も久々に声を張り上げる熱い教育ができると思うととてもうれしく思います。

これからもビシバシ鍛えなおして、早いうちにまっすぐな人間に育てたいと思っています。

そうすればおのずと成績も上がっていきますから。

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2015年6月26日 (金)

夢を叶える方法2

期末テストが終わりました。(高校生はまだだけど)。

今回もやれることはすべてやったので、清々しい気持ちであとは生徒たちの結果を待つだけです。

さて、今回は、前にも書きましたが、医者になったワイズ卒業生のW君について書きたいと思います。

夢を叶えたい人は、ぜひ参考にして下さい。

前回のおさらいをすると、夢を叶えるには

①努力の継続

②誘惑に勝つ

でしたね。

今回は、「ゲーマーで勉強嫌いだった彼が、いかにして勉強モードのスイッチが入ったか?」をお伝えします。

気になりますよね?

それにはまず、彼の簡単な学歴を紹介する必要があります。

彼がワイズに来たのが中学1年の時。

しかし、勉強しないで、ずっとゲームばかりしてたので、成績はかなり下のほう。

高校進学は無理と思われていたが、受けた工業高校がたまたま定員割れをして合格。

しかし、相変わらず勉強には向かず、ゲームと部活(陸上の短距離)三昧の日々でついに留年までしてしまう。

その後、生徒会長になって、学校の改革に乗り出す。

そのことを面接試験で話して、医療系専門学校に合格。

しかし、周りは一宮高校や時習館高校などレベルの高い高校出身者ばかりで、授業が始まると、彼が見てきた小・中・高校と違い、他の子たちの真剣な授業態度に驚く。

また、隣の席の子がたまたま西春高校出身の超頭のいい子で、仲良くなったら勉強を熱心に教えてくれるようになり、それを無駄にしちゃ悪いなぁ、と思って耳を傾けるようになる。

さらに、かつての同級生たちから、「工業高校でしかも留年」とバカにされることが嫌で、絶対に見返してやる、と必死に勉強する気になったという。

さて、ここまで振りかえって、スイッチが入るきっかけは何だったと思いますか?

バカにされたこと?

周りが優等生ばかりのよい環境に恵まれたこと?

その専門学校に入ったこと?

もちろん、それもありますが、私は「すべて自分で選び、その結果をしっかり味わってきた」ことだと思います。

前回にも書きましたが、彼は中学・高校のとき、それこそ学校行くのも寝る間も惜しんでゲームをし、全国チャンピオンになりました。

そして、その喜びと同時に虚無感も感じたのでしょう。

これが自分の将来の何の役に立つのかと。

ゲームの世界で勝っても、現実の世界で負けてちゃ意味がないと。

自分で選んで納得するまでやってきたから気づけたのでしょう。

そして、生徒会長就任から彼の勝ち人生が始まったのだと思います。

彼は自信に満ちた顔で言ってくれました。

「人生はRPGで、自分はその主人公。頑張れば何でもできるし、何にでもなれる」と。

まとめましょう。

やる気のスイッチのこれといった押し方はありません。

本人が真剣に自分の将来を考える日まで、やりたいように選ばせ、良くも悪くも自分の行いすべてが自分に返ってくるという経験を繰り返し、親は小言を言いつつも、長い目で(我慢して?)見守り続けるしかないのです。

逆に親の言うとおりに生きている子は危ないですよ。

順調なときはいいですが、うまくいかなくなったときに親のせいにしてキレますから。

ちなみに、そんな彼のラスボス(人生最大の目標)は学会発表で、医学会に名前を遺すこと。

裏のラスボスが世界一かっこいい車を手に入れることだそうです。

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2015年6月 5日 (金)

現代病

期末テスト前に書けるだけ書いときましょう。

よくニュースなどで重大な事故や凶悪な事件が起こってから原因究明をし、「あの時ああすればよかった」とか「いつからこんな時代になったんでしょうか?」ということを耳にしますが、遅いですよね。

私には普通の人があまり気づかない(正確には忙しくて気づいてられない)そういう世の中が悪い方向へ向かっていることがよ~く見えちゃいます。(逆に、世の中の人がよく知っているアイドルの選挙やスマホのことは全然わかりません)。

そこで今日は世の中が変な方向へ行ってることへの警鐘を鳴らしたいと思います。

1つ目は「ジャポニカ学習帳」です。

日本最大手のノートメーカーの商品で、子供の頃によく使っていたという方も多いと思いますが、あのノートの表紙から「昆虫の写真」が消えました。

理由が「あんな気持ち悪いものを子どもに見せたくない」という人が増えたからだそうです。

これはとても恐ろしいことです。

「え?それが重大事件と何が関係があるの?」と思われた方は、すでに現代病になりかかっているので、一度よく考えてみて下さい。

2つ目は「ドッジボール」です。

「相手を攻撃するような遊びはスポーツじゃない。あんないじめを助長するような野蛮なことは義務教育の授業でやらせるものではない」という意見が出てきました。

もう話になりませんね。

全く逆です。

スポーツは相撲でもテニスでも少なからず攻撃性は伴います。

だからこそ、日本の武道と呼ばれるものは礼を重んじ、相手を恨まず、相手がいて切磋琢磨できることを知り、また痛みが伴うからこそ、相手をいたわる気持ちが理解できるわけで。

まだまだ言いたいことは山ほどありますが、これも皆さんに考えていただけたらと思います。

3つ目は「はだしのゲン」です。

ご存知かと思いますが、ある自治体の図書館から原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」が一時撤去されました。

理由は「あんな気持ち悪い本を子どもの目に触れさせたくない」というものです。

以前も書きましたが、子供の頃、私の家では、漫画・テレビ・ゲームなどの娯楽は禁止だったのですが、唯一家に置いてあった漫画が「はだしのゲン」でした。(ちなみに本は図書館並みにありました)。

70年前の太平洋戦争。日本人だけでも300万人もの犠牲者を出して、思い知った戦争の凄惨さ。それを描き、2度とあのような悲劇を繰り返してほしくないという願いを込めて出版されたものを子どもに触れさせない。

ならそれに代わるだけの戦争放棄教育をしっかりと子どもたちにやってもらいたいが、はたしてできるのか?

ここに挙げた例はほんの一部です。

他にも「なまはげ」や「夜型生活」、「ベビーカー」など、世の中が悪い方向へ進んでいる例はたくさんあります。

ほとんどの人はそのハザードに気づかないでしょう。

でも私は少しでも多くの人に気づいてもらえたらと思いここに書きました。

重大な悲しい事件が起きてから、「あの時ああしてれば・・・」と言うのが嫌なので。

ただ、今、一番ヤバい方向へ突き進んでいるのが「集団的自衛権」ですね。

これはいずれワイズホームページの「ロミオ先生の言っちゃうぞこのやろー」に載せたいと思います。

せっかく子どもをまっすぐ育てても、戦争の犠牲になったら、元も子もないですからね。

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2015年6月 3日 (水)

夢を叶える方法

さて、お待たせしました。

ワイズホームページでも少し触れましたが、今回は医師免許を取得したワイズ卒業生W君の特集です。

中学・高校のテストで毎回ドベを争っていた彼が、如何にして国内において最も難しいといわれる国家試験に合格するまでに至ったかをお伝えします。

現在、お子さんをお持ちで、その子が自ら夢を掲げ、その夢を叶える強い人間になって欲しい、とお考えの方はよくお読み下さい。

結論から言ってしまえば、私が普段から口にし、このブログやワイズの入会案内に書いてある教育方法となんら変わらず、答えはいたってシンプルです。

つまり、そのシンプルなことが実践できるかできないかということです。

では、まず彼がワイズで何を学び、どんな人格形成をしていったのか、お伝えしましょう。

彼がワイズに来たのは中学1年生の時でした。

しかし、勉強には関心がなく、友達とただワイワイさわぐことが好きな子でした。

ただ、すごかったのは「やり遂げる強さ」で、通信型のゲーム(太鼓の達人)にハマって全国で1位になるほどでした。(つまり太鼓の達人の達人ですね)

ある日、授業中に彼の携帯電話が鳴ったので、私は「貸せ」と言って彼のケータイを取り上げ、その場で半分にへし折って壁に思いっきり叩きつけたことがありました。

そんな彼も中3になって、みんなと高校進学したいと言ってきましたが、学力が全然伴いません。

そこで私は「ドベレンジャー」を結成しました。

これは以前にも書きましたが、夏休みの期間中、毎日朝8時から夜10時までずっと勉強するというワイズ名物「地獄の勉強会」です。

この「ケータイ破壊事件」と「ドベレンジャー勉強会」が彼の医師免許合格につながっていると彼は言うのです。

彼が国家試験の勉強をする時や学校での講義受講の際は必ずケータイを先生や家族に預けてから勉強していたそうです。

彼曰く、少しでも誘惑に駆られそうなものが身近にあると勉強に集中できないから、だそうです。

そして、国家試験の勉強はとてもしんどかったけど、ドベレンジャーをやり遂げた自分なら絶対できる!という強い信念で乗り越えたのだそうです。

私の正直な感想を言えば、このドベレンジャーは当時、時間の割りに成績が少ししか伸びなかったので効率悪いな~、と思ったのですが、それ以外のところで彼の人生のとても大きな財産になっていたと考えると、精神論(根性論)になりますが、結構大事なことなんだ、とあらためて思いました。

もちろん、今でも要望があればやりますが、今の子で、この過酷な勉強会を最後までやり遂げる根性のある子がいるかどうか、ですね。

さて、まとめましょう。

夢を叶えるためには

①一度決めたら絶対最後までやり通す継続力(精神力)。

②勉強に不必要な物は身の回りから排除する。

非常にシンプルですね。

たったこれだけで夢が叶うすばらしい人生が手に入るのですが、どうですか?

できますか?

彼は何度もお礼と感謝の気持ちを口にしましたが、私は正直、当たり前に接しただけで、ほとんどが彼自身の努力であり、逆にそんな生徒がワイズから出たことを誇りに思うし、とてもうれしく思いました。

「日本で一番素敵な塾を作ろう!」と考えてワイズを開校したのが10年前。

そしてこれまで「日本で一番熱心にそして正しく子どもたちを指導してきた」自負はあるものの、生活は常に苦しく、家内や家族に迷惑をかけ続けて、時に心が折れかかることもあります。

しかし、今回の彼を含め、卒業生たちがきちんと自立し、社会の役に立つ人間に育っているのを見ると、私のしていることが間違っていないという自信になり、さらに私自身の夢に向かってもっともっと頑張ろう!という勇気になります。

私もこのシンプルな答えを実践し続けて必ず夢を叶えます。

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