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2014年4月29日 (火)

この世で一番幸せなこと

「若いときの苦労は買ってでもしろ」

昔の人はすごいと思います。

私も「人を一番成長させるのは渇望」であり、「一番幸せを感じるのは苦難」だと思います。

例えば「恋愛」。

「ロミオとジュリエット」や「曽根崎心中」など、古今東西、人は困難や苦難があるほどにそれを達成しようと頑張り、それが成就された時にとても幸せを感じるのでしょう。

私も好きな人に電話するのに、わざわざ公衆電話まで行き、相手のお父さんが出て、あせったりしながら恋愛をしてたけど、やっぱり楽しかったですね。

今の子は自分の部屋があり、自分のスマホがあるので、親の知らないところで、ラインで自分の好きな時間に好きな場所から自由に連絡ができちゃうので、拍子抜けするほどすんなり恋愛できちゃいます。

わかりやすい例えは「旅行」。

富士山の山頂からご来光を見るのに、麓から自分の足で登った人と、全部車やケーブルカーなどを使って登った人では、同じ感動を味わえるでしょうか?

よくある例えは「料理」。

どんなに高級なレストランの料理でも満腹の時にはあまり幸せを感じられないが、ものすごく空腹なときは普通のお茶漬けだけでもおいしく感じられるでしょう。

そう考えると、今の子たちはあまりにも満たされすぎていて、心から満足したり、幸せを感じたりすることがなかなかできないんじゃないか、と思うのです。

「まぁ、そんなに考えなくても、どうせお腹はすくんだし、その時好きなものを食べて、そこそこ幸せならいいじゃ~ん」と思う人もいるでしょう。

でも、ここにとても怖い話があります。

「脳」の変化です。

脳には幸せを感じると分泌する物質があり、それがやる気や生きる力、さらには病気から身を守る免疫力まで高めるといった働きがあるのですが、そこそこの満足だと、この物質が出なくなるのです。

すると、今度はもっと強い快楽じゃないと脳が満足しなくなり、欲求はどんどんエスカレートしていきます。

特に自分の思い通りにすべてが満たされている人ほどそれが顕著で、ゲームやテレビ、食欲や買い物欲などの自己欲求のまま行動している人、あるいは未成年時の飲酒や喫煙、薬物などは最悪で、脳全体の機能が低下し、最終的には自暴自棄になり、自殺や殺人に至ることもあります。

おそらく、世の中の大半の人が「便利で楽な世界」を望んでいると思います。

ですが、そうなればなるほど、不幸せに感じる人やうつ病などの精神疾患を患う人の数が増えているのは皮肉なことです。

だから、私は自転車で日本一周をしているのです。

自転車で鹿児島の桜島が見えてきた時は大感動で、大声で叫びましたよ。

大好きな焼肉も年3回、水泳やトライアスロンの大会後の夕食だけ、と決めており、その時はものすごく幸せを感じて、脳から何か出てる感じがします。

そう考えると、この世で一番幸せを感じているのは、慎ましい生活で修行をしている禅僧なのかも知れませんね。

ですから、子供たちにはもっともっと、部活や勉強、家事手伝いに励んで、苦労をし、ささやかなことで大きな幸せを感じてもらいたいですね。

なんなら、ワイズで「禅寺修行ツアー」を企画して、お寺に何日か篭らすのもいいかもしれませんね。

「家族がいてくれる」という普段見えなくなってしまっている幸せに気づいて、お母さんの顔を見ただけで泣いて喜ぶかもしれませんよ。

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