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2012年3月

2012年3月29日 (木)

部活動の正統評価を

春休みのせいか、日替わりで卒業生たちがワイズに顔を出してくれます。

ワイズで野球大会やるぞ、と言ったら西尾佑介くん、木村俊介くん、藤原貴信くん、大野祐樹くんが来てくれました。みんな部活が忙しくて参加できないと言ってましたが、わざわざその報告のために顔を出してくれます。(私がケータイやメールが嫌いな人間なので必然的にそうなるのですが)。

話をするとみんな何らかの形で野球を続けていました。そういう私もいまだに社会人野球に所属していますが。

さて、今日は部活の話をしたいと思います。

私は学校業務における部活動というものは世界に誇れるすばらしいシステムだと思っています。

極端な話、現在日本がオリンピックで活躍したり国際大会などでよい成績を収めてきたのもこの部活のおかげだと思っています。

だいたい教科担任の先生方が兼任で部活動の指導にあたるなんて世界のどこの国にもありません。

たとえばアメリカでサッカーやベースボールがしたいなら高額のお金を払ってクラブチームに所属するのです。

他の国でもスポーツといえばスポーツ専門の人が指導するのが普通です。

だいたい日本の学校の先生の職務はただでさえ多いのにさらに部活動もするとなるとかなりの超過勤務です。(土日もありますから)。

これがアメリカならば間違いなく超過勤務分のサラリーを要求するでしょうし、それがだめならみんな辞めてしまうでしょう。

それを文句も言わず、家族サービスも犠牲にして、子どもたちの健全な心身の育成のために無償でやっているわけで(私は父母が学校の教師だったので幼少の頃、なかなかかまってもらえず、不良になりかけました)。

このことについて生徒も父兄も当たり前のように感じられてる方が多いので、私はもっと評価されてもよいと思うのですがいかがでしょう?

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2012年3月28日 (水)

自分の意思で決める!

先日、卒業生の下村俊貴くんが顔を出してくれました。その手には「高校の合格通知書」がありました。

彼は今年で20歳です。

彼は私と似ているところがあって「人がやってるから自分もそうする」ではなくて「まず自分のやりたいように行動し、それからまた自分の意思で決める」というタイプです。

ワイズに来た時、お母さんが「この子、手に負えなくて、学校の先生にも怖がられているんです」と言って小学生だった彼を連れてきたのが最初の出会いでした。

でも似たもの同士通じ合うものがあって、私の話を素直に聞き、しっかり勉強し、楽しく通っていました。そして高校にも合格し、ワイズを卒業したのですが、その後、学校との方針に合わず、「学校辞めた!」と金髪ロン毛で報告しに来ました。

その後、アルバイトをしていましたが、どんなに真面目に働いても、どんなに成績がよくても、見合った給料がもらえない、自分より全然仕事ができない大卒の奴のほうが高い給料を持っていく、ということに理不尽さを感じ、目には見えない学歴社会というものを身を持って痛感し、再びワイズに来て勉強し始めたのです。

彼は朝から晩まで働き、そのあとワイズに来て遅くまで勉強、という日々を繰り返し、高校に入りなおしたのです。しかも首席合格というおまけつきで。

人から見れば「何を遠回りな」と思うでしょう。

でも私はその不器用な生き方が大好きです。

彼のような人間は何があっても人のせいにすることなく、人生を振り返るときにものすごく納得のいくすがすがしい境地に立てるでしょう。

これからどういう人生を歩むのか楽しみな生徒の一人です。

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2012年3月24日 (土)

出でよ、勇者!

春ですね~。

先日、天気が良かったので子どもたちを連れて土筆採りに行ってきました。その道すがら子どもたちが「ここの道通っていいの~?」とか「先生、この水飲んでいいの~?」とかいちいち私に許可を求めてきます。

私はいつも「自分で判断せい!」と言います。まず自分でやってみて痛い目に遭ったり、怒られたりして気づけばよいと思います。私が小さい頃は「あれしていい?」とか「これしていい?」とか一度も聞いたことがありません。(基本的に今でもそう。)まず好奇心の赴くままに行動し、怪我したり、叱られたりして、社会のルールを学んだものです。

そんなことを考えながらワイズに戻り、子どもたちに調理をさせて土筆を食べました。とってもおいしかったです。

さて、昨日も医療系の大学に無事合格した卒業生がワイズに顔を出してくれました。

また、この春から高校生になる子たちも毎年恒例の「合格祝賀会」に来てくれました。

本人たちと話をしているととても楽しそうです。卒業式の日から今日まで何してた?と聞くといろんな答えが返ってきます。友達とカラオケ、家でゲームやマンガ、ディズニーランドなど。受験勉強から解放されて、宿題もないので、本人の一番やりたかったことを満喫しているのでしょう。

もちろんそれもいいですが、せっかくのまとまった休みなので、私としてはぜひ冒険してもらいたいですね。自転車で、日帰りで、子どもたちだけで。頑張れば琵琶湖や浜名湖、知多半島まで行けますよ。そこで遭遇したできごとは一生の宝になりますよ。

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2012年3月22日 (木)

楽しく地域貢献

少しずつ春らしい日差しになってきていますね。

ワイズでは「ワイズクエスト」というリアルアドベンチャーゲームを実施しています。

問題を解く(つまり勉強する)と「ワイズポイント」が与えられ、ポイントが増えるにつれてレベルが上がっていくという単純なゲームです。

たとえば簡単な計算問題なら1問正解につき1ワイズ、入試レベルの超難問なら「これが解けたらボーナスで100ワイズやろう!」なんて言うと子どもたちは目の色を変えて必死になって解こうとします。

さて、先日、子どもたちを連れて冒険(ワイズが自主的に行なっている地域の清掃活動)に出かけました。私が「ゴミ1つにつき1ワイズやで」と言うと子どもたちは我先に次々とゴミを拾っていきます。そして小一時間もすると大量のゴミを抱えて帰ってきます。

あとは私が分別して処分をするんですが、中には壊れた自転車やパンクした車のタイヤ、テレビやCDラジカセなど粗大ゴミもあり、ゴミ処理場へ持っていくとお金がかかります。こういうお金は自治体が出してくれるとずいぶん助かるんですけどね。

ま、とにかく町がきれいになることはとても気持ちがいいですね。

そしてワイズで冒険している子たちは将来ゴミを捨てる子にはならないでしょう。

さて、まもなく春休み。どんどん冒険に出て、丹陽町をゴミ一つない町にしたいと思います。

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2012年3月20日 (火)

何もないから知恵を絞る

先日、NHKの「テストの花道」という番組でTOKIOの城島くんが神妙な面持ちで「これ、怖いな~」と言っていました。

「説得力のある主張」というコーナーで「夏が好き」という理由を考えているときに城島くんは「アイスが食べられるから」と答え、さらにその根拠を考えていたら「小さい頃アイス食べたいのに全然買ってもらえなかったことを思い出しましたわ~。そういえば今、家の冷蔵庫にはいっぱいアイスがありますよ。なんかこれ自分の潜在意識が見えて怖いですね~」と言ってたのです。

これを聞いて私は「幼少の頃の欲望の抑圧はその人のその後の人生に大きな影響(良くも悪くも)を与えるものだな」と思いました。

たとえば江戸時代の11代将軍徳川家斉は幼き頃、質素倹約で有名な松平定信に禁欲生活を強いられた反動か、成人後、妾が40人以上、子どもを55人も作るという放蕩生活を送りました。

もちろん良い方の抑制はいわゆる「ハングリー精神」というもので、たとえば「松下電器」の創始者松下幸之助さんなど、偉人と呼ばれる人たちはたいてい幼少の頃は非常に貧しく、その生活から抜け出すために懸命に働いて現在の地位を築き上げた、という話は数多くあります。

モンゴル人横綱の白鵬関は日本人横綱が出ない理由を聞かれ「体格や技量は日本人力士も同じ。ただ一つ違うのはハングリー精神」と答えています。

たしかにこれだけ豊かな生活が送れる現在の日本の中で「ハングリー精神」は育ちにくいと思います。

しかし、かと言って過剰に甘やかすことはやはり子どもの将来を考えるとよくないと思います。

私も幼少の頃、家は比較的裕福でしたが、欲しいもの(友達が持っているようなゲーム機やマンガなど)は全く買ってもらえなかったので、人一倍知恵と労力を使って、自分でマンガを描いたり(もちろんストーリーも)、コンピューターのプログラミングを独学で学んでゲームを作ったりして遊んでいました(小学生で)。おかげでものすごく頭がよくなったと思っています。

「ハングリー精神」。

私は今の子どもたちに伝えていきたいなぁと思っています。

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2012年3月15日 (木)

負けるな!ヒーロー!

今日、知人からカブト虫の幼虫をもらった。

知人「(申し訳なさそうに)あの~、よかったらカブト虫の幼虫いりませんか?」

私「(目をキラキラ輝かせながら)え~!欲しいです欲しいです!いいんですか~?」

知人「旦那が飼ってて大きなケースに100匹以上いるけど、それがベランダにあって邪魔なんですよ~」

私「へ~!そんなに!すごいですね!尊敬しますよ!」

知人「ほんと子育ては下手ですけどね~」

私「・・・・・。」

人の(てか男女の)価値観の違いを痛感した。

私からすれば、カブト虫を育てるのは難しくてそれを100匹に増やせる人は英雄なのであるが、奥さんからするとどうも英雄どころか、その偉業も勲章もただ迷惑なだけのようである。

そういえば、小学校の頃、近所でライギョを捕まえると学校で1週間くらいヒーローになれたがよく考えたらそれは男子の中だけの話であって、女子は何の関心も示してなかったっけ。

私の中の英雄が自宅で肩身の狭い思いをしていると思うと切ない。

男とはそういう生き物なので、女性の皆さん、どうか温かい心で見守って下さい。

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体が動かせる喜び

まだまだ歳を感じたくはないが、ここ2週間ずっと風邪気味である。

風邪なんか、小学校の時と高校の時に引いただけで人生40年で2回しか引いたことがなかったのに。

しかも、過去2回は1日で治ったのに、今回は扁桃炎まで引き起こしてしまい、3週目に突入である。

私のスポーツ人生において、2週間以上も運動しないなんて皆無だったので体を動かしたくてしょうがない。

今朝、起きると少し体調がよかったので恐る恐る「ラジオ体操」をやってみた。

「お、思ったより動くぞ!」

たかがラジオ体操なれど、久々に体が動かせて思わず頬がほころんでしまいました。

明日は「ラジオ体操第2」をやってみようかな。happy01

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2012年3月11日 (日)

厳しさから学ぶありがたみ

昨日、卒業生の峻也がワイズに来てくれました。

先日無事学校を卒業したそうです。

彼の通っていた学校は全寮制でたいへん厳しかったそうです。

1年生の頃はあまりのつらさに何度も辞めたいと思ったそうですが、振り返ってみると目上に

対する礼儀や時間の大切さ、家族のありがたみ、お金の大切さなど、いろんなことが学べて

よかったと、中学生のやんちゃだった彼の姿から想像もつかないほど姿勢を正して丁寧な口

調で話してくれました。

私はそういう厳しい規律のある教育に賛成なので、彼の話を聞いてあらためて最近の甘や

かされすぎてる子どもたちにもっと厳しく接しようと再認識しました。

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自分のことをこなした上で

先日、卒業生の貴史がワイズに来てくれました。

社会人の1年目は慌しかったそうです。

やることなすことすべてが初めてで、すべてが勉強だったそうです。

さて、そんな彼からもうすぐ1年が経つ震災復興について聞きました。

彼が勤める市役所からは今でもボランティアとして人員が派遣されているそうで、有給休暇を

使って行くそうです。で、その間に溜まった自分の本来の仕事は誰かが代わりにするのでは

なく、被災地から戻ってから自分で片づけるのだそうです。

どんな職種であれ、ボランティア活動をするということは大変なことだとあらためて思いまし

た。

私もこのワイズの経営が軌道に乗り、時間にゆとりができたらすぐにでもボランティアがした

いですね。

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