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2009年11月 5日 (木)

今日は言わせてもらう!

今日は真面目に教育の話をしたいと思います。

昨日、「高校入試の推薦制度見直し」の記事を読んで感じたことです。

私からすれば、「ようやくか!」といったところです。

教育者の末席に列する私でさえそんなことは昔からわかってたことですが(いや末席の

現場にいたからわかるのですが)これまでも「土曜休み」や「授業内容の3割減」や「道徳

時間の廃止」や「詰め込み型学習の廃止」など、ことごとく私が反対してきたものがここに

きてすべて失敗に終わっています。

月並みな言い方かもしれませんが、声高に言いたい。

「文科省の人たちは全然現場を知らない!」と。

そしてそんな文科省の実験台になってしまった人たちに1教育者として申し訳なく感じま

す。

今回の「推薦制度見直し」の理由は「推薦制度が高校生の学力低下の一因」ということ

ですが、そんなことは普段から子どもたちと向き合っている私たちからすれば予想通りの

ことで、今でもその制度のせいでひどい目に遭ってる子たちが大勢います。(1部のズル

賢い子たちには喜ばれていますが)。

簡単にその構造を説明しましょう。

推薦制度とは本来の一般入試のような学力検査はなく、一定の内申点があれば合格

できるという入試制度です。

ではこれがなぜ「学力低下」の一因になるかというと、まず、学力検査がないということは

本来その高校に入るための学力に達していなくてもよいということ。

また、昨今の内申点のつけられ方は学力よりも先生の印象によって左右するところが

大きいので、先生への媚の売り方が上手な生徒がよりたくさんの内申点を稼ぐことに

なっているのです。

「そんなばかな」と思われるかもしれませんが、本当の話です。

私たちは子供たちの実力を校外模試などで把握しておりますし、実際に授業をしていれ

ばわかるのですが、これが学校の内申点とまったく比例していないのです。

「そうだとしても媚を売る子なんていないでしょう」と思われるかもしれませんが、これも

残念?ながら子どもたちは完全に大人を手玉に取っています。

こどもたちは平気で「○○先生は職員室にちょくちょく質問しにいけば内申くれる」だとか

「先生が見てるときだけ熱心に掃除をすればいい」とか言ってますし、3年生になると

ボランティア活動や委員会の役員にみんななりたがります。そして本当にそう言ってる子

の内申が学力以上に相当いいのです。

では、それでどういう悲劇が起こるかというと、そんな学力の伴わない、もっと言ってしまえ

ば勉強のやる気のない子たちばかりが推薦制度で合格し、本来その高校に行けるだけ

の実力のある子が落とされるのです。

実際に今年の新川高校1年生で、こないだの校内テストがドベだった子は内申点43で

推薦合格した子なのです!ちなみに学年トップは内申点30で一般入試合格した子です。

この内申制度と推薦入試制度がいかに悪であるかわかっていただけたと思います。

(はじめはそんなつもりで始まったわけではないでしょうが)。

とにかく私は他にももっともっと子どもたちのために改革したい教育があるのですが、

1塾の講師にそんな権力はありません。でも少なくとも文科省の命令に従わなくては

ならない学校の先生の立場より、ワイズに通っている生徒たちだけでも私の理想とする

真の教育を施すことができるのです。これも私がワイズを開いた理由であります。

それでもやはり学校にも頑張ってもらいたいですね。happy01

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