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2008年10月11日 (土)

遊びか勉強か

今日はもう一つお話しましょう。

時代は江戸。

徳川8代将軍吉宗の頃のお話です。

飢饉が起こり、幕府の財政は逼迫していました。

そこで吉宗はかの有名な「享保の改革」を行います。

その中で質素倹約を奨励し、自身も将軍の身でありながら、食事を減らすなど、

生活を切り詰めて財政を立て直そうとしました。

ここで「宗春」の登場です。

彼は吉宗の従兄弟にあたり、尾張藩の城主でした。

しかし、この宗春、贅沢が好きで、かなりのカブキ者として有名でした。

将軍の倹約令などどこ吹く風、見世物小屋や歓楽街を作り、贅の限りを尽くします。

彼の言い分はこうです。

「倹約しても、生活に面白みがなく、人々のやる気も出ず、経済は活発にならない。

 歓楽街を作り、みなが遊べば、そこに経済効果が生まれ、財政も潤う」

確かに彼の言うとおり、尾張(愛知県)は、歓楽街を中心として、町は活気に満ち、

経済効果も表われ、人々は人生を謳歌し始めます。

吉宗も、実際に財政を立て直している宗春に対して、倹約令を守れと強く言えません。

これを君たちの生活に置き換えてみましょう。

吉宗は、「遊ばないで今からしっかり勉強すれば、今はつらいけど

      将来の生活が少しでも楽になるでしょう。」

宗春は、「人生は楽しんでこそ。ゲームやテレビを見て、好きなことをやりなさい。

      そうすれば、勉強にも張り合いが出て、生活が楽しくなるでしょう。」

さて、この二人はどちらが正しいでしょうか?

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